今年唯一購入し、そして聴きまくった日本の新譜です。エライザ様のデビューアルバム。
もともと池田エライザが好きで写真集も持っているような単なるファン、という具合で、そこから興味を持って聴いた次第。
とはいえ最初は不安でした。ダサかったらどうしようとか。歌上手いのは知ってましたが。
そしたら純粋に音楽リスナー向けに作られたような、ストイックなポップスアルバムで歓喜したという。
抑制されたクールなVoも素敵だし、ジャズやソウルのニュアンスも感じさせるシティポップス的な洗練された仕上がりがほんと素晴らしい。
この辺、日本のトレンドに合わせてるというより、海外のトレンドに合わせている感じがします。
デジタルリリースのみでフィジカルリリースなし、というのもなかなか攻めている。
1曲だけオールドスタイルなロック調のプリティーウーマンのカバー曲が入っているのが、これもなんというか、大貫妙子とか竹内まりや等、シティポップス系の女性SSWのアルバムにありがちな感じでほほえましかったです。
ちなみにアルバム3曲目の「etude」はsleepy.abが作曲に参加しているの?と思うくらい、初期のsleepyっぽい雰囲気。
メランコリックな耽美曲ですごい好きです。PV作ってほしい。
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