「砂漠のジミヘン」の異名を取るギタリスト、エムドゥ・モクター氏率いるニジェールのバンド、Mdou Moctarの新作。相変わらず熱狂と灼熱のグルーヴが炸裂してます。
彼らのトレードマークである、徐々に加速して熱を帯びていくリズムと太陽のようにギラギラしたギターの熱量は最高潮に達していて、血沸き肉躍るとはまさにこのこと。聴いているといつの間にか頭をぶんぶん振り回すヤバイ人に変貌しています。
一方、強烈なエキゾティシズムを呼び起こすヴォーカル&コーラスと、民族的・儀式的なムードが漂うミドルテンポのアコースティックな曲は、どこかサイケデリックな、現実からの遊離感・浮遊感を醸し出しており、トリップします。
どこにトリップするか。もちろん砂漠です。
そう、彼らの曲を聴いていて思い浮かぶのはやはりアフリカの風景。
正直、聴いただけで体感温度が何度か上がる音楽性なので、夏に聴くのはいかがなものかと一瞬頭をよぎりますが、大丈夫です。もはやアフリカの主要都市と最高気温がほとんど同じ、灼熱時代を迎えた日本の夏において、むしろ彼らの曲を聴くのにこれ以上ぴったりなシーズンはありますまい。
涼むのではなく自ら熱に飛び込んで暑さを吹き飛ばしたい。
私の住む山梨も連日35度を超え、40度に迫る日もないではなく、幸い、意識も朦朧としています。
サイケの彼岸に達するには絶好のコンディションですよ。
アルバムのまるで渦のような、茹だるような中盤を挟み込むようにした、序盤・中盤のアゲアゲ感は最高の構成です。
頭ぶんぶん振り回したり、熱を冷ましながらトリップしたり、そんな9曲40分弱はあっという間に終わってしまいます。
フェスで見てみたいバンドNo.1。
彼らのトレードマークである、徐々に加速して熱を帯びていくリズムと太陽のようにギラギラしたギターの熱量は最高潮に達していて、血沸き肉躍るとはまさにこのこと。聴いているといつの間にか頭をぶんぶん振り回すヤバイ人に変貌しています。
一方、強烈なエキゾティシズムを呼び起こすヴォーカル&コーラスと、民族的・儀式的なムードが漂うミドルテンポのアコースティックな曲は、どこかサイケデリックな、現実からの遊離感・浮遊感を醸し出しており、トリップします。
どこにトリップするか。もちろん砂漠です。
そう、彼らの曲を聴いていて思い浮かぶのはやはりアフリカの風景。
正直、聴いただけで体感温度が何度か上がる音楽性なので、夏に聴くのはいかがなものかと一瞬頭をよぎりますが、大丈夫です。もはやアフリカの主要都市と最高気温がほとんど同じ、灼熱時代を迎えた日本の夏において、むしろ彼らの曲を聴くのにこれ以上ぴったりなシーズンはありますまい。
涼むのではなく自ら熱に飛び込んで暑さを吹き飛ばしたい。
私の住む山梨も連日35度を超え、40度に迫る日もないではなく、幸い、意識も朦朧としています。
サイケの彼岸に達するには絶好のコンディションですよ。
アルバムのまるで渦のような、茹だるような中盤を挟み込むようにした、序盤・中盤のアゲアゲ感は最高の構成です。
頭ぶんぶん振り回したり、熱を冷ましながらトリップしたり、そんな9曲40分弱はあっという間に終わってしまいます。
フェスで見てみたいバンドNo.1。
と、ここまでまるでパーティバンドのような勢いで評してしまいましたが、アルバムタイトルの『Funeral For Justice』や「Modern Slaves」や「Oh France」といった曲名を見るに、歌詞はなかなかシリアスなメッセージ性が詰まっているようです。内容も理解して楽しみたいところですが、母国語で歌っていたりして歌詞サイトGeniusにも載っていない。なんか日本版だと訳詞が付いているようですけど、もうデジタル版を買っちゃったよ。ちくしょう。
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