Alternative Rock

新譜

Squid / Cowards(2025)

夢の世界を描いたようなアルバムだ、と言ったら語弊があるだろうか。 もちろんSquidの音楽性をご存じならば、ドリームポップのようなものではないことはすぐにお判りいただけると思う。当然ディズニーランドのようなファンタジックできらびやか...
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Elbow / Cast of Thousands(2003)

ダウナーでメランコリック、瞑想的かつ密室的だった1st『Asleep In The Back』リリース直後にアルバムと同名のシングル「Asleep In The Back」(spotifyでは1stアルバムに含まれる)をリリースし、...
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Elbow / Asleep In The Back(2001)

Elbowとの出会いであり、メンタルを病んでいたメランコリックな大学時代にひどくハマっていた作品。Elbowがサウンドプロダクションにこだわっていた時期で、現在の彼らと比べると少し異質な「トリップホップ+ブリティッシュフォーク+ネオ...
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Geordie Greep / The New Sound(2024)

ジャズ、オールディーズ、映画音楽、プログレ、ポストパンク、マスロックなど豊富な音楽的ボキャブラリーを血肉とした男が繰り広げるハイパーワンマンショーは、バンドという枠組みすら小さ過ぎるとでも言いたげな、ソロとは思えぬマッシブ・シネマテ...
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Elbow / Audio Vertigo(2024)

ビックリした。10枚目にして過去最高に元気なオルタナティブ・ロックである(『Lost Worker Bee EP』もかなり元気だったが4曲しか入っていなかったし)。どんなにキレキレなロックミュージシャンであろうとも普通はキャリアを重...
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The Smile / Cutouts(2024)

前作『Wall Of Eyes』で、企画的な1作限りのコラボバンドではないことを見せつけられ驚いたのだが、年内にさらにもう1枚出してくるのはサプライズ過ぎた。『Amnesiac』のときは初めからもう1枚あるよと言ってたし。ということ...
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The Smile / Wall of Eyes(2024)

ベテランミュージシャンのサイドプロジェクト的バンドはまあだいたいメインのバンドでやれないガス抜きだったり、マンネリ予防で新しい刺激を得ることが目的だったりで、ほとんどは1作限りのプロジェクト。The Smileに関してもそんなノリだ...
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Liam Gallagher & John Squire / Liam Gallagher John Squire(2024)

リアムとジョン・スクワイアのコラボと聴いて、「まじかよ最高だ!オアシスmeets 1stのころのストーンローゼズな音だったらいいな!」と喜びつつ、「いやでもそんなにうまい話があるかな?」と疑ってかかっていたのだが、驚くべきことに、だ...
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Zazen Boys / らんど(2024)

解散したり活動休止したりしていたわけではないのに約12年間も新譜が出なかったZazen Boys、吉田一郎脱退とかコロナ禍などの出来事はあったにせよ、かつての創作意欲ムキムキな向井秀徳を思うと意外である。その時の心境は複数のwebメ...