Neo-Psychedelia

Archive

Luna Li – Duality(2023)

 トロント拠点のソロプロジェクトLuna Liの1stアルバム。ネオサイケデリア、ドリームポップ、ベッドルームポップあたりの近しいインディ系統のジャンルに加え、ジャズ、ソウル、R&Bなど雑多なバックボーンを、彼女の強みであるハープ...
Archive

Moose – Honey Bee(1993)

 このアルバムこそMooseの代表作である。そして傑作サイケポップ・アルバムである、と推したい。Play It And Sam(PIAS)移籍後初となる2ndアルバム。この頃の彼らはシューゲイズは元より、1stのジャングリーギター...
新譜

Viagra Boys – Viagr Aboys(2025)

 彼らのことは名前だけ知っていて「ロックンロール系のバンドかな」と聴かず嫌いをしていたのだが、コーチェラ2025の配信で初めて聴き、ストーナーロックみてえだなとそのサウンドに好感を覚えたのに加え、お決まりのロックショーに中指を突き...
新譜

Mandrake Handshake – Earth-Sized Worlds(2025)

 ロンドンとオックスフォードを拠点に活動するサイケバンドのデビューアルバム。メンバーも大所帯のうえ7人〜10人と変動するらしく、サイケデリック・ロック、クラウトロック、スペース・ロックといったアクの強いジャンルから、オルタナティブ...
Archive

Dumbo Gets Mad – Thank You Neil(2015)

 ダンボがキレる、というファンキーな名前がイカしてるルカ・ベルゴミによるイタリア産サイケポッププロジェクトの3rdアルバム。ソウルのグルーヴと甘いメロディをフニャフニャしたスペーシーなシンセサウンドで包み込み、それらをレアグルーヴ...
Archive

World Brain – Open Source(2024)

 アルバムアートワークからしていかにもジ・アザーサイドへのブレイクオンスルーを期待させてくれる、ベルリンの多国籍サイケポップバンドFensterのフランス人メンバーLucasのソロプロジェクトWorld Brainの2ndアルバム...
Archive

Vinyl Williams / Opal(2018)

 Vinyl Williamsの作品はどれもクオリティが安定していて、音楽性も劇的には変わったりしないため、甲乙つけがたいところはあるのだが、一番好きなアルバムを選べと言われたら、私はこの4thアルバム『Opal』を挙げる。  初...
Archive

Teal Pop / Teal Pop(2023)

男女混声の囁きハーモニーVoによるドリーミーサイケポップ。Vinyl WilliamsとDream Creaseの幻想的ソロアクトのコラボユニットで、バンド名の通り青緑色のソフトで爽やかな夢空間が朝靄のように立ち上っている。 陶酔感...
Archive

Elbow / Asleep In The Back(2001)

Elbowとの出会いであり、メンタルを病んでいたメランコリックな大学時代にひどくハマっていた作品。Elbowがサウンドプロダクションにこだわっていた時期で、現在の彼らと比べると少し異質な「トリップホップ+ブリティッシュフォーク+ネオ...