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Geordie Greep / The New Sound(2024)

ジャズ、オールディーズ、映画音楽、プログレ、ポストパンク、マスロックなど豊富な音楽的ボキャブラリーを血肉とした男が繰り広げるハイパーワンマンショーは、バンドという枠組みすら小さ過ぎるとでも言いたげな、ソロとは思えぬマッシブ・シネマテ...
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Elbow / Audio Vertigo(2024)

ビックリした。10枚目にして過去最高に元気なオルタナティブ・ロックである(『Lost Worker Bee EP』もかなり元気だったが4曲しか入っていなかったし)。どんなにキレキレなロックミュージシャンであろうとも普通はキャリアを重...
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The Smile / Cutouts(2024)

前作『Wall Of Eyes』で、企画的な1作限りのコラボバンドではないことを見せつけられ驚いたのだが、年内にさらにもう1枚出してくるのはサプライズ過ぎた。『Amnesiac』のときは初めからもう1枚あるよと言ってたし。ということ...
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The Smile / Wall of Eyes(2024)

ベテランミュージシャンのサイドプロジェクト的バンドはまあだいたいメインのバンドでやれないガス抜きだったり、マンネリ予防で新しい刺激を得ることが目的だったりで、ほとんどは1作限りのプロジェクト。The Smileに関してもそんなノリだ...
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Liam Gallagher & John Squire / Liam Gallagher John Squire(2024)

リアムとジョン・スクワイアのコラボと聴いて、「まじかよ最高だ!オアシスmeets 1stのころのストーンローゼズな音だったらいいな!」と喜びつつ、「いやでもそんなにうまい話があるかな?」と疑ってかかっていたのだが、驚くべきことに、だ...
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Beth Gibbons / Lives Outgrown(2024)

このソングライティングはこの人にしかできない。音は変われども『Dummy』の頃からまるで衰えない彼女の世界。スネアの音も鳴らないフォーク作品なのに、ホラー映画のような不穏さが充満しており、幽霊のようなコーラス、やたらと生々しく肉薄し...
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Folly Group / Down There!(2024)

ロンドンのダンス系ポストパンクバンドのデビューアルバム。Squidと同様にドラマーがVoを担当するうえ、バンド内にドラマーが2人いる(ツインドラムというわけではない)異色の編成。その音楽性は、編成から察する通りリズムに傾倒したもので...
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English Teacher / This Could Be Texas(2024)

今年のMercury Prizeにノミネートされていて、音楽性、ソングライティング、アルバムの出来、全て良かったのでこれはいかにも獲りそうだと思ってたらやはり獲ったEnglish Teacher。 ハイブリッド型のバンドで、ポストパ...
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Freya Mckee / Lychee Juice(2024)

長雨の昼下がりのような、倦怠感に包まれた微睡みのメランコリア。抑制されたメロディラインとウィスパーボーカル。視界をボヤけさせる水蒸気のようなサウンド。シューゲ/ドリポと紹介されていることが多いけれど、確かにシューゲ風味はあるがシュー...
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