
タイ南部プーケット出身のシンガーソングライターPamiのデビューアルバム。先行シングル「Pity Dirty」のメロウかつローファイなグルーヴにハマり、アルバムがどんな内容となるのか非常に楽しみにしていたのだが、R&Bやローファイビーツの香りもうっすら感じさせながら、全体的にはスムースで都会的な80’sポップス&ロックで、そこにほんのりとトロピカルなタイの南国バイブスが香る、シンプルなポップ・アルバムという印象であった。
特にアルバム前半に収められているシンセ主体の曲が秀逸で、ノスタルジックなやわらかいシンセサウンドとキャッチーな歌に切なさが募る「Kiss Me Blue」、一転してメロウかつクールな名曲「Pity Dirty」、気だるげなシティポップ風の「Call My Dad」、涼風が吹き抜けていくドリーミーな「Silly Nature」と、冒頭から心地よいノスタルジアと温暖な空気感の中でさまざまな表情を見せてくれる。
いっぽうで後半のギター主体のポップス、ロック曲はアレンジが面白みに欠ける印象があり、もう少しヒネリがあったほうが良かったのではと思ったりしたのだが、反面ソングライティングはデビューアルバムならではの勢いがこもっており、聴くたびにじわじわと良さが染みてくる。特に開放感のあるサビのメロディが心地よい「Covent Garden」や、無音のタメからFワードを吐き捨てる瞬間にドキッとさせられる「Candydate」は十分にポップロックらしい高揚感を与えてくれる良曲である。
特にアルバム前半に収められているシンセ主体の曲が秀逸で、ノスタルジックなやわらかいシンセサウンドとキャッチーな歌に切なさが募る「Kiss Me Blue」、一転してメロウかつクールな名曲「Pity Dirty」、気だるげなシティポップ風の「Call My Dad」、涼風が吹き抜けていくドリーミーな「Silly Nature」と、冒頭から心地よいノスタルジアと温暖な空気感の中でさまざまな表情を見せてくれる。
いっぽうで後半のギター主体のポップス、ロック曲はアレンジが面白みに欠ける印象があり、もう少しヒネリがあったほうが良かったのではと思ったりしたのだが、反面ソングライティングはデビューアルバムならではの勢いがこもっており、聴くたびにじわじわと良さが染みてくる。特に開放感のあるサビのメロディが心地よい「Covent Garden」や、無音のタメからFワードを吐き捨てる瞬間にドキッとさせられる「Candydate」は十分にポップロックらしい高揚感を与えてくれる良曲である。
どの曲もそこまで尖ったことはせずに、歌とメロディを活かした割とベーシックな塩梅の音楽性になっているので、今後どの方向で進化していくのか、さらにいろいろな方向に拡張するのか、これからの彼女のキャリアがさらに楽しみになる作品だ。
やはりこの曲の持つムードと魅力的なMVは飛びぬけて良いのである。
彼女のMVはどこかフェティッシュなニュアンスがあって、ドキッとさせられる。